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「おちゃっぴい」 宇江佐真理著 [本]

駿河屋という札差の娘、お吉。町内では知らぬ者がない、おちゃっぴいだそうです。
読み進めるうちに、「おちゃっぴい」と「おきゃん」との違いは何だろう、と疑問が湧
きました。

 おちゃっぴいとは:
  おしゃべりで活発な女の子。また、そのようなさま。
 おきゃんとは:
  活発でやや軽はずみな若い女性。また、そのようなさま。

と、ありました。

おちゃっぴいの語源は、江戸時代の遊郭で、客に出すためのお茶を挽く仕事を、客のつ
かない暇な遊女にさせていたことからだそうです。暇な遊女を「お茶挽き」といい、そ
れが「おちゃっぴい」に変化したようです。お茶ばかり挽いているような遊女たちは、
おしゃべりでしとやかさに欠けている者が多かったことから、おしゃべりで活発な女の
子を「おちゃっぴい」というようになったそうです。その後、遊女以外の女の子も指す
ようになったそうです。

一方、おきゃんの方は、勇み肌で粋な人であれば、男女の別なく使われていたそうです。
その当時は、「お」を付けずに、「きゃん(侠)」と呼んだそうです。また、現在のよう
に、若い女性を指すようになったのは、明治になってからで、その頃から「おきゃん」
となったようです。

と言うことは、活発で口が達者なお吉は、やはり、「おちゃっぴい」なんですね。

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